これからの高齢化社会に必須の理学療法士!学校を選ぶために使える豆知識を紹介

理学療法士になるには学校で3年の修学要件がある
理学療法士になるには、所定の学校で最低でも3年の修学要件が定められています。
その上で、理学療法士の国家試験を受けて合格しなければなりません。
学校などに通わずとも試験に合格しさえすれば良いのではないかというのは当てはまらず、仮にそのレベルの力を有していたとしても、制度は卒業生でなければそもそも受験資格が与えられないことになっていますので、独学コースなどは存在しません。
修学と試験の合格は当然別物扱いですので、落ちる人もおり、平均的な合格率は8割程度とされています。
8割もあれば相当に高いように感じますしそれは一見して事実ですが、これは入学者に対する数字ではないことに注意が必要であり、入学しても授業や実習についていくことができず、結果として退学とか、退学まではいかなくても留年する人も合わせれば、場合によっては半数程度もの入学者が実際には3年では卒業できていないという数字もありますので、8割の数を鵜呑みにしてはなりません。
通学期間が短縮の理学療法士の学校について
理学療法士とは、医学的な見解から高齢の方や障害が残る予測がある方に対してリハビリテーションや運動療法によって健康をサポートする仕事です。
理学療法士として働くには、国家資格の取得が必要であり必要な受験資格要件を満たした上で試験に合格して初めて仕事に就くことができます。
まず試験の受験資格を得るために厚生労働大臣が指定した大学や専門などの養成校に通学して卒業しなければいけません。
養成校で3年以上学び定められた過程を修了することが必須ですが、養成校には3~4年生の専門、3年生の短期大学、4年生の大学といくつか種類があり自分で選択できます。
どの学校でもメインとなるカリキュラムはどの養成校もおおむね同じ内容です。
できるだけ期間を短縮して早く理学療法士として働きたい方にとっては、3年制の養成校で学ぶことをおすすめします。
4年制と異なり3年間で同じ内容を短期で学ぶので比較的タイトなスケジュールで講義が進みますが、短縮して集中して学ぶことができることもメリットです。